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初めてモトクロス観戦に行かれるアナタへ【2016神戸大会/素朴な疑問に答えます編】 [全日本 MX]

前二つのエントリー【準備編】【観戦編】を読まれた方にむけての観戦ガイド番外編です。

別名、観戦初心者Cちゃんの素朴な疑問にお応えするこーなー(笑)
今回「観戦ガイド」を書くきっかけになった関西在住の友人Cちゃん(ねっからのインドア派、モータースポーツ観戦は今回が初体験)から質問されたあれこれにお応えしつつ、同じような観戦初心者の皆さんの疑問が一個でも解けるといいなという気持ちで書きました。

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【質問1】観る場所は決まっているの?決まってない場合お薦めの場所は? 

指定席的なものはありません。神戸大会は基本コースの三方が観戦エリア。おおまかな観戦エリアの指定はありますけどコース内など立ち入り禁止になっている場所以外ならどこで観戦してもOK。お薦めの場所はでっかいジャンプの観れる所かなあ。でもスタートの迫力もできたら見てほしいし…、お気に入りの観戦ポイントを探すのも楽しみ方のひとつなので、当日現地に行ってぐるぐる探してみてください。あと、観戦してるベテラン観客っぽい人に聞いてみちゃうのもテです。

▼昨年の神戸大会では観客エリアでウエーブが起こりました。お祭り騒ぎに積極的に参加するのも楽しみ方のひとつですね。
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【質問2】椅子は持って行ったほうがいい? 

会場には無料休憩所やベンチも用意されていますが、もし、持って行けるのならちっちゃい折り畳み椅子などを持参すると便利です。とはいえかさばって邪魔になる可能性もあるので、スタジアム観戦用に売られているウレタン製の折り畳み座布団的なものやレジャーシートで代用するテもあり。

▼昨年の神戸大会でコースサイドに有志チームが設置した無料休憩テント。椅子はお客様の自前でした。今年はオフィシャルで無料休憩テント&ベンチも設置されるそうです
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【質問3】食べ物飲み物は持参した方がいい?

飲食に関しては昨年の神戸会場を見た限りでは、美味しそうな屋台がたくさん並んでいたのでそちらを楽しむのがベストな気もしますが…すっごく暑い日だと飲み物が売り切れちゃったり、お昼時には食べ物の屋台に長蛇の列ができたり…という可能性も考えられるので、ねんのためにペットボトル1本と軽いおやつくらいは持って行った方が安心かも。

【質問4】オペラグラスは持って行ったほうがいい?

これはちょっと意表をつかれた質問でした(笑)観戦に行くとたいがいは目の前で展開する迫力で「おお!!!」ってなっちゃうから「遠くのなにかを凝視しよう」とか考えなさそう。でも、よく考えたらスタート前や表彰台での選手の表情とか観るのに便利かもしれない。えかきやもよくカメラの望遠レンズ使って遠くにいる選手の表情を見たり、遠くで起きたクラッシュの詳細確認したりするから…オペラグラスや双眼鏡、持って行ったら面白そうな気もします。

▼スタート前のライダーの表情は様々。
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【質問5】モトクロスの大会は大会ごとに優勝が決まるの?

大会毎に優勝はあります。
1大会で決勝レースが2回あって(ヒート1とヒート2)それぞれに暫定表彰式があります。で、その2回のレースの総合ポイントでその大会自体の順位が決まるんですよ。でも、総合成績の表彰台はないというよく考えたら不思議な状況(笑)。
あくまで最終的な順位は総合ポイント。だから、ヒート1に1位(25ポイント)でヒート2に11位(10ポイント)のA選手とヒート1に4位(18ポイント)ヒート2に4位(18ポイント)のB選手がいたとしたら、総合成績は表彰台に乗らなかったB選手の方が上になっちゃうという。
で、この総合の成績が各大会毎にカウントされてってシリーズランキング(順位)が決まります。年間9〜10大会戦って最終的に一番ポイントとった人がそのシーズンのチャンピオンになるわけです。

▼広島大会IA2ヒート1の表彰台。まんなかはチームHRCの能塚智寛選手。現在ランキングでもトップです。
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▼広島大会IA1ヒート2の表彰台。優勝の平田選手はお子さん達をつれて表彰台のてっぺんに。
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【質問6】勝敗ってタイムを争うんですか?

モトクロスは基本「かけっこ」です。横一線でスタート、決められた時間(IAなら30分+2周)走ったのちに早くゴールした人が勝ち。シンプルです。


【質問7】なにが勝敗を決めるんですか?テクニック? 

これは難しい質問ですね。ある意味これが即答できるならどれだけ楽かと思っているライダーがたくさんいるだろうという(笑)マジレスすると一概にこれとは言えないんです。選手のテクニックの場合も、選手の体力の場合も、マシンスペック(乗っているバイクの性能)の場合も、運の場合も、気合いの場合もあるかなあ…ていう。いや、ほんと、いろいろなんですって。

【質問8】チームっていうのは F1みたいなカンジ?

F1みたいなチーム…っていうといわゆるメーカーちょくのチーム「ワークス」とか「ファクトリー」と呼ばれるチームがそんなカンジかな。現在、全日本モトクロスにはHONDA、YAMAHA、Kawasaki、SUZUKIという日本の4メーカーとKTM、ハスクバーナーという外国のメーカーのバイクが走っています。そのうち日本の4メーカーがファクトリーチームを参戦させています。赤いバイクがHONDA、青いバイクがYAMAHA、緑のバイクがKawasaki、黄色いバイクがSUZUKIです。それぞれのチームに2〜3人の選手が所属していて(ファクトリーライダーと言います)彼らの多くはチャンピオン争い最前線を戦っているいわゆるスター選手です。 

▼TV放映のためのインタビュー収録中のHRC(HONDAファクトリーチーム)成田亮選手
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このファクトリーとは別に各地のバイク屋さんなどを核に活動するプライベーターチームがあります。バイク屋さんが運営されているチーム、引退したレジェンドライダーや現役のトップライダーが後進を育てるために活動されているチームなど成り立ちはいろいろです。規模も選手が各クラス併せて総勢10人以上というところからお父さんとお母さんと選手のみというような個人参戦まで様々です。

▼プライベーター小川孝平選手のテント。メカニックは小川選手のお父さんです。
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さきほどファクトリーライダーがチャンピオン争いの最前線といいましたが、プライベーターにもチャンピオン争いに参戦しているライダーがいます。「チーム体制さえ良ければ勝てるっていうわけじゃない」そんな心意気で戦っている選手もいっぱいいてそういう選手が実際に勝っちゃったりするのもこの競技の面白い所。ちなみに前回の菅生大会IA2クラスでヒート1、2ともに1位をとった岡野聖選手、ヒート2で2位をとった古賀太基選手はそれぞれプライベーターチームに所属しています。熱いよね!

▼プ菅生大会IA2クラス。プライベーターで1位になった岡野聖選手
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▼手前が2位の古賀太基選手
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【質問9】たまさんが「観戦編」で書いてた「かっこいい走り」ってどんななんだろう?
 
これまた答えに窮してしまったのですが…。かっこいい!って感じるポイントは人それぞれで。例えばジャンプが派手な選手をかっこいいと思う人もいるし、ひたすら速い選手がいいという人も、綺麗なフォームで丁寧に走る選手をかっこいいと思う人もいるでしょう。ようは「好み」で、どんな走りを「かっこいい」と思うかはほんと現場で観て感じていただくしかないんです。あなただけの「かっこよさ」をぜひ見つけてください。

【質問10】音はけっこうすごいんですか?

音は…すごいのかなあ?スタートなんかは台数があるのでかなり大きい排気音がしますね。でも1台1台はそんなに五月蝿くないかも。耳を塞ぐほど…ではないと思うのですが…

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さて。観戦初心者Cちゃんからの質問はこんなカンジ。
以下は昔観戦初心者のお友達からわかりにくいとご指摘があった基礎知識について。
 
【質問11】ゼッケンの色が違うのはなぜですか?ゼッケンは速い順なんですか?3桁のゼッケンや、0がついてるゼッケンの人は?

まずゼッケンの色はクラスによって違います。
青地に白文字はIB(国際B級)クラス
黒字に白文字はIA2(国際A級250ccクラス/選手は若手中心)クラス
赤字に白文字はIA1(国際A級450ccクラス/選手はベテラン/国内最高峰)クラス

▼IA2クラスは黒字に白のゼッケン。これは28番能塚智寛選手のバイク
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▼IA1クラスは赤字に白のゼッケン。こちらは982番成田亮選手のバイク
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数字は基本、昨年のシーズンランキング(1年を通しての成績順)になります。
つまり1番をつけている人が去年のチャンピオン。
今シーズンゼッケン1は2015年IA1クラスチャンピオンの小島庸平選手です。
IA(国際A級)のランキングはIA1クラス>IA2クラスの順になりますので、昨年IA2クラスでチャンピオンをとった富田俊樹選手はゼッケン26番になります。(IA2のレースを走る場合のみ1番をつけてもOK)富田選手は今年アメリカに武者修行参戦されているので全日本には出ていませんがこれはまた別の話。今年のIA2クラスではこの富田選手の後、昨年のランキング2位の能塚選手ゼッケン28番以降が並ぶカタチになっています。(これより若いゼッケンの選手は昨年IA1を走って今年IA2にクラスチェンジした人になります)

というわけで基本「数字の若い選手は去年速かった選手」なんですけど…

ここでちょっと難しいことになってくるのが「希望ゼッケン」これは、その選手が「ランキングに関係なく自分でこだわりのあるゼッケンを使いたい」時に特別に申請してつける番号です。

IA1クラスなら成田亮選手の982番(2015IA1ランキング3位/本来のゼッケンは3番)新井宏彰選手の331番(2015IA1ランキング5位/本来のゼッケンは5番)星野優位選手の166番(2015IA1ランキング10位/本来のゼッケンは10番)北居良樹選手の100番(2015IA1ランキング11位/本来のゼッケンは11番)平田優選手の99番

IA2クラスだと田中雅己選手の113番(2015IA2ランキング5位/本来のゼッケンは30番)古賀太基選手の122番(2015IA2ランキング8位/本来のゼッケンは33番)小川孝平選手の912番(2015IA2ランキング20位/本来のゼッケンは44番)

けっこういますね(笑)
この希望ゼッケン、それぞれにこだわりある数字だけあって「誕生日由来」だったり「尊敬する選手にあやかって」だったり「自分のターニングポイントの数字」だったりと理由が様々。気になるライダーのゼッケンの由来はぜひご自分で質問してみてください。

▼Kawasakiのファクトリーライダー331番新井宏彰選手。ゼッケンの由来はお誕生日なんですって。
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あとIAライダーの中にいる頭に「0ゼロ」がついている「ゼロ番ゼッケン」について。こちらは別名ルーキーゼッケンと呼ばれる「国際A級に上がったばかりのルーキー」がつけるゼッケンです。毎年10人前後いて昨年IB(国際B級)クラスのランキング順になっています。つまり01番の長門健一選手は昨年B級で一番だったということ。ルーキーゼッケンは「選ばれた新人」の証でもあります。

▼ルーキーゼッケン09番は道脇白龍選手。黒字に白なのでIA2クラスだとわかりますね
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▼同じルーキーゼッケンでも01番の長門健一選手は赤字に白。つまりIA1クラスです。ルーキーでいきなりIA1クラスにチャレンジする選手もいます。ちょう応援したくなりますよね!
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【質問12】そもそもIAとかIBっってなに?IAに1とか2とかあるのはなぜ?何が違うの?

ものすごい根本的な疑問。しかし初めて見る人にはわからないですよね。
IAというのは「国際A級」というライセンスのクラスです。
そしてIA1とIA2の違いはずばりバイクの排気量です。
IA1は450cc、IA2は250ccのバイクに乗ったライダーが走るクラスです。
つっても女子でバイクに詳しくなかったら排気量の違いがなにを意味するのかもわかんないですよね。難しいことは抜きにものすごくざっくり説明すると「排気量が大きいほどパワーがあって乗るのがたいへんなバイク」だと思ってください。なので排気量の小さい250ccを駆るIA2クラスには若手の選手が多く、排気量の大きい450ccを駆るIA1クラスは最高峰となり、ベテラン選手やトップライダーが走るクラスになるわけです。
ちなみにIB-OPEN(国際B級)はこのIAを目指してがんばる人達のクラスです。排気量に関してはオープン。つまり250ccも450ccもいっしょくた。それって大丈夫なの?とかいろいろ疑問はあると思うんですけどものすごく説明がめんどくさいので今回は割愛(ひどいw) 

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…てなかんじで。
できるだけ「基本の基本」な部分を「モトクロスのこともレースのこともバイクのこともよく知らない」人にもわかりやすい様に説明してみましたが…いかがでしょう?少しは参考になるかなあ?


拙い説明なのでわかりにくい所、あと「そこ違う!」ってところもあるかと思います。えかきやはそそっかしいので勘違いで書いちゃってるとこもけっこうあるんじゃないかと不安。
そのへんのご指摘は遠慮なくコメント欄にてばしばし突っ込んでくださいませ。



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